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時間に残されたデジタル時計

ふと、何の気なしにエアコンの時計が目に入った。
エアコンのリモコンについてる、時計。

デジタル表記なわけだが、どうやら時計が遅れていた。
わりと激しい遅れで、30分は遅れていた。

もちろん最初からというわけではなく、地味にズレていったのだろう。
このエアコンを使って数年。些細なズレが今、30分のズレを生じさせた。

直しても良かったんだけど、不意にそのズレが愛しく思えた。

最近じゃ、スマホも目覚ましも、ネットやら電波に乗って、時刻を正確にしてしまう。
PC内の時計も、ヘタしたら腕時計すらも電波を通じて正確に直してしまうだろう。

そんな中、なんにもつながらずズレた時計。
デジタルにもかかわらず、何だかアナログの愛しさがあった。

最近、軍艦島が世界遺産候補に入ったとかで騒いだけども、そんな廃墟って、どこか哀愁を感じるわけで。
このエアコンの時計も、そうやってズレていくんだろうか、そう思って見ていた。
けれど、何をも代えがたい個性にすら思える。
家中の時計が正確に動いて直っていくなか、こいつだけは時を刻んでるのに時を忘れたわけ。
こういうのを見た瞬間、時間に囚われている自分に気がついて、感情をリセットさせてくれる。

時刻は直さないでおいた。
いつかエアコンが壊れた時、あるいは引っ越しで捨てることを余儀なくされた時…この時計は何時を指しているだろう?
「その前にこのリモコンの電池が切れて、結局俺が手動で時刻を合わせてしまうかな?」、そう問いかけると、
リモコンは「どうぞご自由に」、そう言ったような気がした。
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ミサキ糖

Author:ミサキ糖
サークルMISAKIX MEGAMIXにて、エロ担当の漫画家です。

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